頭痛
首とつながり、目や耳の周りの筋肉も動かしています。したがって有効なツボも後頭部と首のつながりの部分や目の周り、耳の周りにあります。飲酒・寝不足・ストレスなど普段の生活のちょっとした負担で出やすい症状なので気を付けるべきです。
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※頭蓋外の原因によるものが対象です。頭蓋内の疾患によるもの(脳腫瘍・髄膜炎・くも膜下出血など)は対応できません。念のため病院での検査をおすすめします。
基本筋肉の締め付けで起こります。ですので有効なツボは筋肉の厚いところにあります。
例えば
前頭痛でしたら眉毛の内、眉間にしわを寄せるほどの筋肉があるところですので頭の筋肉を引っ張る力もあると推測されます。目の疲れと関係があります。
側頭痛・・・耳の周りにツボがあります。太陽とか和りょうなどが効きます。顎(歯)と関係があります。
後頭痛・・・首とのつなぎ目、天柱・風池・完骨などが効きます。肩こりと関係があります。
人によって鍼ですと刺激が強い場合があります。まずは指で押して反応を確かめます。
明確に決まった場所でもあるのでご自身でも押そうと思えば押せます。
周囲炎
肩関節周囲炎、通称「四十肩」・「五十肩」と言われるものです。腕が上がらなくなります。長い期間を要しますが、運動療法も併用して根気よく療養していくべきでしょう。
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一度なってしまうと治るまでに長期間を要します。半年以上かかる方もいます。症状としては腕が上がりません。プラス炎症期は痛みも伴います。当院では肩の動きのパターンをおぼえこませるように肩の挙上を介助していきます。あとは重要なのは運動です。ご自身の努力が必要だということです。肩関節周囲炎のための体操を指導いたします。
炎症期には何もしなくても肩が痛いです。腕の重さが肩関節にかかっていますので当然です。どうしても痛いときには三角巾は包帯などで腕を吊っておくといいでしょう。運動が大事だといいましたが、、まとまった時間運動して運動していないときは休息が必要です。
寝方にも注意が必要です。肩が落ちている状態が痛いのですから枕をもう一つ用意して肘置き場を作りましょう。肩を痛くない位置まで上げるのです。横向きになるときは痛いほうを下にしてはいけません。炎症期が治まるまで肩を痛める原因となる格好はできるだけしないようにしましょう。