「食べないダイエット」の問題点
① 最初は体重が落ちる
食事量を減らせば、当然エネルギー収支がマイナスになるので体重は落ちます。
ただし、その中身は脂肪だけではありません。
体内の水分
筋肉
肝臓・筋肉に蓄えられたグリコーゲン
そして脂肪
などが一緒に減ります。
つまり、
「体重が落ちた=脂肪がたくさん減った」ではありません。
② 食べる量が少なすぎると、消費カロリーも下がる
ここが重要です。
体重が減れば、そもそも身体を動かすために必要なエネルギーも少なくなります。
さらに、
筋肉量が減る
無意識の活動量が減る
疲れて動かなくなる
トレーニングの強度が落ちる
などが起こると、1日の総消費エネルギーも下がっていきます。
「食べないから代謝が壊れる」というより、
極端な食事制限 → 筋肉・活動量などが低下 → 消費エネルギーが下がる
という理解のほうが正確です。
③ 筋肉が減ると「痩せにくい身体」になりやすい
ダイエット中に筋肉まで大きく減ってしまうと、体重は減っても、
「体脂肪率は思ったほど下がらない」
ということが起こります。
特に、
体重だけを落とす
↓
筋肉も落ちる
↓
食事を戻す
↓
脂肪が戻る
という流れになると、以前より体型が崩れてしまうことがあります。
④ 空腹が強くなり、反動が起きやすい
食事を極端に減らすと、空腹や食欲が強くなります。
すると、
「今日は我慢したから少しくらい」
が、
「もう食べちゃえ」
になりやすい。
そこで大量に食べてしまうと、数日間の赤字を一気に帳消しにすることもあります。
だから「食べない」より「適切に食べる」
ダイエットの基本は、
食事を抜くことではなく、脂肪を減らしながら筋肉をできるだけ維持すること。
そのためには、
適度なカロリー赤字
+十分なタンパク質
+筋トレ
+日常の活動量
という組み合わせが重要です。
そして一番伝えたいのは、
「食べないほど痩せる」ではなく、
「続けられる範囲で少しずつ赤字を作る」
という考え方です。